ザイオンス効果と聞いて|西新宿五丁目駅2分の歯科医院

明海大学歯学部臨床講師

臨床研修指導歯科医

歯を抜かない保存治療

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ザイオンス効果と聞いて

投稿日:2022年9月26日

カテゴリ:スタッフブログ

ザイオンス効果と聞いて「ピンとくる」人も多くいらっしゃると思います。
1968年、アメリカの心理学者ロバート・ザイアンスが示した、「ある対象への反復接触がその対象への好意度を高めるという現象」で単純接触効果とも訳されています。

私は受付業務を担っております。一番最初に患者様と接する受付として、不安を抱えながら来院する患者様を元気に迎え入れ少しでも不安を和らげてあげられるように、そして最後もホッとして笑顔になって頂けるようにしなくてはいけないと考えております。

更には、治療内容も把握して次回のアポイントも調整するように努める必要があります。サービス業やお客様に関わる接客業務全てにおいて第一印象はとても大切で、通院回数が増えることでそこからザイオンス効果が生まれれば、歯医者に行かなくてはいけないと思う気持ちより歯医者に行きたい!あの先生に診てもらいたい!とお互い良い関係が築けると思います。

しかし、相手にマイナスのイメージを与えてしまえば接触回数が増えるごとに嫌われてしまうので、笑顔や元気を意識するのはもちろん相手に合わせた接し方が自然にできたらどんな時でも相手に好印象を与えることができるのではないかと思います。

接客の心得サービス業の中で飲食や宿泊はお客様が行きたいと思い進んでお店に行くことが多いと思いますが、歯科医院は痛くて我慢できない人が来ることも沢山あります。

歯科医師は治療を終え、口腔内環境を整え、その先のセルフメンテナンスまで責任を持って努める必要があるが、それより前に通院してもらえるようしなくてはいけない。接客する側は相手の気持ちや、ちょっとした表情の変化などを伺いながら考えて話す必要があります。

クリニックのチームワーク力

患者様の些細な事も見つけて気づき、相手を考えながら話すことで先生とは別の視線から気付けるようになります。そして自然と身についたコミュニケーション能力がクリニックのチームワーク力を高め、対人関係をも良好にするのではないかと思います。

今後も、笑顔を絶やさずに患者様をお迎えしたいと思います。

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